スペシャル

シリーズ構成・高橋ナツコ インタビュー


—「URAHARA」はどのような物語でしょうか?

URAHARAは、東京原宿で、ファッションやスイーツなどを販売するお店『PARK』で、春休みの間だけ期間限定で、自分たちのオリジナルグッズを販売することになった、女子高生3人(りと、ことこ、まり)の友情と成長の物語です。

彼女たち3人は、「奪うだけで、モノを作り出すことのできないスクーパーズ」から、原宿を守るために戦います。それは、自分たちが作り上げた大好きなモノを守るためであり、その戦いを通して、「なぜモノを作りたいのか」「自分にとってクリエイティブとはなんなのか」と、自分自信を見つめ直していきます。

どうしてモノを作りたいのか、それは自己表現であり、自己改革であり、友達、社会との「つながり」を意味するものであり……。

スクーパーズが襲来してくるまでは、彼女たちは「楽しい」というだけで頑張っていました。でも、戦いを続けるうちに、「自分は楽しいだけで作ってきたわけじゃないこと」、「自分への自信のなさや、友達、家族との関係に対して不安を抱えていたこと」に気付いていきます。

URAHARAでは、そんな女子高生3人の悲喜こもごもを描いています。

アートの世界で活躍されてきた久保監督が、彼女ならではのビジュアルセンスで、独自のシリーズアニメーションの世界を構築されていることも、この作品の大きな特徴だと思います。

—キャラクターについて教えてください
りと→無口…と言えるぐらい普段は口数が少なく、高校でも1人でいる時間が多い子ですが、ことこ、まりといる時は、一番自然体でいられて、芯の強い、決断する時はする、3人のリーダー的存在です。
リーダーというより、りとが、ことことまりの接着点となっているというか。
クールに見える見かけとは違い、相手の気持ちを思いやれる子です。

ことこ→好きなこと、興味のあることに関しては、とことん学び、吸収する。そして、その守備範囲も広い物知りな子です。
好きなことを話し始めると止まらなくなるタイプで、学校では少し浮いてしまっていると自分でも感じていますが、そんな自分を受け入れてくれている、りととまりを心から大切に思っています。

まり→ファッション、おしゃれが大好きで、そこに対する努力は惜しみません。時には読者モデルをしたり、映画やドラマ、舞台のオーディションを受けたり、自分が表舞台に立ちたいという夢を持っています。
そんな彼女はSNS上では、とても生き生きとしているように見えますが、内心は不安だらけで……そんな自分を支えて、受け止めてくれる、りととことこを、やはりとても大切に思っています。

—視聴者へのメッセージをお願いします
URAHARAに登場するメインキャラクターの3人の女子高生は普段はとても仲良しです。

でも、スクーパーズの襲来により、内なる自分が露呈し、ぶつかってしまうこともあります。それでも、彼女たちは「本当に大切なもの、大切にしたいもの」を見つけ出していきます。

クリエイティブすることが大好きで、自分はなぜクリエイティブしているのかを見いだしていく彼女たちを、応援していただけたら幸いです。